メンタルがしんどいとき、ブログが僕を救ってくれた│副業にも繋がる “書く習慣” の意外な力

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心がしんどいけど、誰にも弱さをさらけ出せない経験をしたことがある人、いると思います。
僕の場合、「ブログを書くこと」は、匿名性もあってか結構何でも赤裸々にさらけ出しているので、そんな意味でも続けていきたい情報発信ツールのひとつです。

会社の倒産を経験して、人への信頼感や生活の基盤も失いかけたとき・・・
「これから、どうしたらいいんだろう?」と不安になった日々。
その気持ちを、誰かに話すこともできず、ノートのように綴り始めたのがブログなわけです。

自分のありのままの状態を言葉をそのまま吐き出すことで、心が整っていく実感がありました。
そして今では、このブログが将来収益化に繋がることを目標として、前向きに取り組むことができています。

この記事では、メンタルがしんどい時に「書くこと」が心にどんな影響を与えてくれたのか、そして「誰かのためじゃなく、自分のために書くこと」の価値をお伝えできればと思います。

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メンタルがしんどかったあの頃の話

夜空と公園の風景画像

会社の倒産は、僕の生活を一変させました。
不安に押しつぶされ、眠れない夜もありました。
精神的にまいってしまったために、昼夜逆転してしまい、SNSからも次第に距離を置くように・・・

誰にも話せない孤独感と、「今の自分は誰にも必要とされていない」という虚無感に包まれ、感情に蓋をして日々を過ごし、ある意味でもったいない時間を過ごしていたと今では思います。

なぜ「ブログを書くこと」を始めたのか

カフェラテ、ノート、ペンの画像

会社が倒産したことで生活リズムが大きく変わりました。
少し時間が経って心が落ち着いたので、「これからの生活費どうしよう・・・」と思った僕は、次の仕事を探し始めました。

勤め先の会社は小さいからこその人間関係は密でした。
にもかかわらず、何の前触れも予告もなくある日突然会社倒産の知らせが届いたので、「人間関係とは・・・?」と人と関わることに僕は距離を取りたくなりました。

そのため、学生時代のアルバイト先から声を掛けてもらっても、業種が接客だったので僕の選択肢にその道はありませんでした。

そこで去年くらいから「いつか収益でたらいいな」と淡い気持ちで始めたブログについてもう一度勉強し直し、ブログをきちんと副業のひとつとしてのせられるよう当ブログ「そらまめ日誌」をスタートさせたわけです。
また、自分のモヤモヤした気持ちを言葉にして、少しでも整理したいとも思いました。
例えるなら、ノートに書く日記のような感覚で、ブログに向かってます。

書くことで、頭の中が少しずつクリアになりました。
「会社が倒産した」とか「金がない」とか、人前で毎回言ってたらその内嫌な空気になりそうな内容でも、ブログであればいくらでも言葉にできます。
言葉にすることで心が軽くなり、それがいつしかポジティブな精神を取り戻すきっかけにもなりました。

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書き続けることで起きた「小さな変化」

窓辺に置いた草がはえた鉢植えの画像

ブログを書き続けていくうちに、少しずつ自分自身を俯瞰できるようにもなりました。
頭の中にずっとこびりついていたヘドロのような感情が、文字として整理されることで、「ああ、自分はこう感じていたんだ」と自己分析に繋がりました。

自己分析は、時として自分の嫌な面に対峙しなくてはなりませんが、そこを乗り越えると、自己肯定感を育む大きな支えになります。
欠点は、言い換えれば長所にもなる・・・紙一重な存在ですから。

また、毎日でなくても、「書く日」があることで、心の安定を保てるようになったのも大きな発見です。
子どもの頃から紙媒体での日記をつけているのですが、ブログはその先に「読んでくれる誰か」がいるものです。
自分しかわからないような自己陶酔的なことばかり書いているわけにもいきませんから、自分自身を客観的に表現する必要があります。
書くことが習慣になり、心の整理だけでなく、自分のペースで前に進む力にもなっていったのです。

紙に書く自分だけの世界の日記とブログは、全く別物だということがわかりました。

書くことが “心を整える習慣” になる理由

IMG│木々の間から射し込む太陽の光の画像

僕にとって「書くこと」は、ただのアウトプットではなく、“心を整える習慣”にもなりました。
日々、頭の中に渦巻いている感情や思考は、言葉にしないと整理されません。
むしろ、書き出して初めて、「今、自分はこう感じているんだ」と気づくこともある程です。

これは心理学の世界でも知られていて、「エクスプレッシブ・ライティング(筆記開示)」と呼ばれる手法があります。
感情や出来事をそのまま書き出すことで、心の整理やストレス軽減に効果があると言われています。

筆記開示について詳しく知りたい方は、提唱者であるジェームズ・ペネベイカー氏の著書がおすすめです。

オープニングアップ-秘密の告白と心身の健康-
J.W.ペネベイカー

僕自身、ブログを書いていると、グルグルと同じ場所を回っていた思考がふと止まり、「ああ、今このことで悩んでいたのか」と明確になる瞬間があります。

書くという行為は、何か特別なスキルが必要なわけではありません。
でも、“今ここにある自分の声”を、そのまま外に出すことができる手段でもあります。
そう考えると、書くことは一種のセルフケアだと感じています。

今つらい人に伝えたい「書くこと」のすすめ

カフェラテ、ノート、ペンの画像

心がしんどいと感じているなら、無理に元気になろうとしなくていいと思います。
誰かに話せないことは、無理に話さなくていい。

でもその代わりに、ひとつ提案をさせてください。
あなたの気持ちを「書く」という形で、少しだけ外に出してみてほしいです。

完璧な文章である必要はないし、うまく言えなくても大丈夫です。
僕だって、言葉や文章で伝えることはとても上手だとは言えません。
そして、誰かに見せる前提じゃなくてもいいんです。
ただ、自分の言葉で、自分の気持ちを整理する――それだけで、少し呼吸がしやすくなることがあります。

ブログじゃなくても、スマホのメモでも、紙のノートでもいい。
でも、もし「書くことを習慣にしてみたい」「誰かとつながってみたい」と思ったときは、ブログという形も選択肢のひとつだと思います。

あなたの声は、あなた自身を守るための大切な存在です。
書くことは、今日をどうにか乗り越えるための、小さな灯になってくれるかもしれません。

副業としての当ブログの現状

正直このブログはまだ収益導線も何も整っていません汗
アドセンスにも挑戦中で、正直言うと収益化という目標には、まだかなりの距離がありそうです。

でも、始める前と比べると、明らかに「前に進んでいる」感覚があるんです。
自分でサイトを作って、記事を積み重ねて、少しずつ読んでくれる人が増えて・・・
そんな過程そのものも、大きな財産になっています。

ブログを「副業」として考えるようになったことで、日常の中でも「これは記事のヒントになるかも」と、自然と自分の視点が変わっていくのも面白い発見でした。

まだまだこれからですが、「ブログが自分を助けてくれる場所になる」という希望を持てるようになったことが、今の僕にとっては何よりの成果です

まとめ心がしんどいときこそ、「書く」ことを

心がしんどいとき、誰にも言えないことってありますよね。
僕もそうでした。
だけど、書くことで「誰にも言えない気持ち」を、外に出すことができました。

最初は、自分のためだけの日記のような感覚。
でも、書き続けていくうちに少しずつ心が整い、そして前を向けるようになっていきました。

今は、ブログが収益に直結しているわけではないけれど、それでも「書くこと」は、確実に僕を助けてくれています。
そして、これから少しずつ誰かの役に立つ記事を書いていけたら──。
そう思えるようになったことは、大きな変化だと思います。

だから今、もしあなたがしんどさを抱えていたら、ぜひ「書くこと」をひとつの選択肢に入れてみてください。
完璧じゃなくていいし、かっこよくまとめる必要もありません。
ただ、自分の声を、自分自身のために、外に出してあげてください。

書くことが、あなたの心の中に小さな安心を灯してくれる。
そんな力を、僕はこれからも信じていきたいと思っています。

この記事を書いた人

そらまめ|副業とブログで再出発を目指すゆとり中年
会社の倒産から人生の再スタートを決意し、副業とブログで収益化に挑戦中。
ブログを通して「生きる」ことに向き合い、誰かの一歩をそっと後押しできたら嬉しいです。
そらまめのプロフィールを見る
FANBOXでイラストや日常のことを投稿中

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